雑音の中での聞き取りレストラン 補聴器 聞き取りにくい

補聴器をつけても居酒屋やレストランで聞き取りにくい理由

レストランや居酒屋で補聴器をつけても会話が聞き取りにくい。それは、やり方を間違えているからではありません。そこは、いちばん聞き取りが難しい場所です。理由と、実際に役立つことをお伝えします。

補聴器をお使いの方へ

なぜレストランがいちばん難しいのか

レストランや居酒屋では、いろいろなことが一度に起こります。たくさんの声が重なって話されます。かたい壁や床が音をはね返し、音が落ち着きません。そして、次にだれが何を話すかは予想できません。

これだけ重なれば、だれでも苦労します。本人のせいではありません。補聴器をつけている人みんなにとって、こうした場所は難しいのです。

重なり合って、たがいをかき消す声

音がはね返る、かたい床・テーブル・窓

順番に話す、という頼れる流れがない

補聴器だけでは解決しない理由

補聴器は音を大きくします。全体をはっきりさせ、新しい機種は雑音をおさえようともします。でも、どの声を追うかは決められません。それを決めるのは脳です。

にぎやかな場所から一つの声を拾うのは、機器ではなく脳の仕事です。そしてその仕事は、一つの力です。どんな力とも同じで、練習でみがけます。

今夜から役立つ工夫

注文の前でも、ちょっとした選び方で大きく変わります。

どれも、ふつうにお願いできることです。たいていのお店は慣れています。

厨房やカウンターから離れた、ボックス席やすみの席をお願いする

雑音に背を向けて座り、いちばん聞きたい人に顔を向ける

メニューを先にネットで見ておくと、注文にかかる集中が少なくてすむ

空いている時間を選び、音楽を少し下げてもらえるか、遠慮なくたずねる

背景の雑音を使った練習のしくみ

もう半分は、その力そのものを練習することです。まずは静かな場所で、はっきりした一つの声から始めます。脳がしっかり頼りにできる、確かなものができます。そこから雑音を少しずつ足していきます。

ゆっくり進めることが大切です。雑音が上がっても声をつかまえていられるよう、脳が覚えていきます。いちばん難しい場所からいきなり始めると、積み上げるものがありません。小さな段で上げていけば、その力は残ります。

静かな場所で、はっきりした一つの声から始める

背景の雑音を少しだけ足す

今の段が安定してから、次に上げる

SoundStepsが役立つところ

調整できる背景の雑音は、SoundStepsの中心です。追える声で練習し、そこから雑音を自分のペースで、一段ずつ上げていきます。

にぎやかなレストランを静かな部屋には変えられません。でも、脳は、雑音の中から声を拾うのが上手になれます。次の外食が、少し楽になります。

よくある質問

補聴器をつけても、なぜレストランで聞き取れないのですか?

レストランや居酒屋では、重なる声、音をはね返す壁、順番のない会話が一度に重なります。補聴器は音を大きくしますが、聞きたい声を雑音から分けるのは、やはり脳の仕事です。

補聴器のレストラン用の設定は役立ちますか?

雑音の一部をおさえて助けになることはあります。ただ、どの声を追うかは選べません。よい席えらびや練習と組み合わせると、設定だけよりうまくいきます。

雑音の中で聞き取る力は、練習でよくなりますか?

はい。声を背景の雑音から分ける力は、雑音を少しずつ足していく練習で、脳がみがけます。

にぎやかなレストランでは、どこに座るとよいですか?

厨房やカウンターから離れたボックス席やすみの席を選び、雑音に背を向けて、いちばん聞きたい人に顔を向けて座りましょう。

背景の雑音を使った練習は、どう進めますか?

静かな場所ではっきりした一つの声から始め、雑音を少しずつ足していきます。雑音が上がっても声をつかまえていられるよう、脳が覚えていきます。

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SoundSteps

にぎやかな場所のために練習する

無料の聞き取りチェックを試して、そこから背景の雑音を一段ずつ足していきましょう。まずは、追える声から。

SoundStepsは、聞き取りのトレーニングと練習のためのアプリです。病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。医療に関することは、専門の医療者にご相談ください。